研究用途から前臨床開発までを支えるAAVベクター受託開発・製造サービス

Jun 11 , 2026
共有:

PackGeneは、遺伝子治療および細胞治療研究向けのAAVベクター開発・作製を専門とするCRO/CDMO企業です。AAVベクターのパッケージング、血清型選択、コンストラクト設計支援、品質評価、スケールアップまでを一貫してサポートし、大学・研究機関、バイオテック企業、製薬企業の研究開発を加速します。

PackGeneのAAV CROサービスは、研究用AAVの迅速な作製、高純度ベクターの提供、多様なAAV血清型への対応、専門チームによる技術サポートを強みとしており、in vitro試験、in vivo試験、前臨床研究、IND申請を見据えた開発プロジェクトまで、幅広いニーズに対応可能です。

AAVが遺伝子治療研究で選ばれる理由

AAV(アデノ随伴ウイルス)は、現在の遺伝子治療研究において最も広く利用されているウイルスベクターの一つです。ヒトに対する病原性が知られておらず、免疫原性が比較的低いことから、安全性の高い遺伝子導入ツールとして注目されています。

また、AAVは分裂細胞・非分裂細胞の双方に遺伝子を導入でき、長期的かつ安定した遺伝子発現を実現しやすい点も大きな特長です。さらに、血清型ごとのカプシド構造の違いにより、肝臓、筋肉、網膜、中枢神経系など、目的組織に応じたターゲティングが可能です。

このような特性から、AAVは基礎研究だけでなく、前臨床開発やトランスレーショナルリサーチにおいても重要なベクターとして活用されています。

PackGeneのAAV CROサービスの特長

1. 迅速なAAVパッケージング

PackGeneは、研究開発のスピードを重視したAAVパッケージングサービスを提供しています。プロジェクト条件にもよりますが、ミニプレップからウイルス作製まで最短12日で対応可能です。

短納期でのAAV作製は、基礎研究の実験サイクル短縮、バイオテック企業のパイプライン推進、製薬企業の候補品評価において大きなメリットとなります。

2. 高純度AAVベクターの提供

PackGeneでは、各AAVロットに対してSDS-PAGEなどの品質確認を実施し、ベクターの純度を評価しています。高純度なAAVベクターは、細胞実験や動物実験におけるデータの再現性を高め、不要なバックグラウンドやコンタミネーションリスクの低減に貢献します。

3. 低エンドトキシン仕様

PackGeneのAAVベクターは、エンドトキシンレベルを10 EU/mL未満に管理しています。これにより、感受性の高いin vivo試験や前臨床研究においても使用しやすく、動物実験を含む研究開発プロジェクトに適した品質を提供します。

4. 低い空カプシド率

AAVベクターの品質において、空カプシドの割合は導入効率や投与設計に影響する重要な要素です。PackGeneでは、空カプシド率を一貫して30%未満に抑えることを目指しており、ゲノム完全性とトランスダクション効率を重視したAAV作製を行っています。

5. 70種類以上のAAV血清型に対応

PackGeneは、70種類以上のカスタムAAV血清型に対応しています。脳、肝臓、筋肉、網膜、全身投与など、研究目的や標的組織に応じた血清型選択が可能です。

標準的なAAV血清型に加え、低収量血清型や特殊なカプシドにも対応できる柔軟性を持ち、組織特異的な遺伝子導入や新規治療候補の評価を支援します。

幅広いスケールと収量保証に対応

PackGeneのAAVパッケージングサービスでは、研究目的に応じて幅広いウイルス量に対応しています。通常収量のAAV血清型では、2E+12 GCから2E+15 GCまでのレンジでサービスを提供しており、プロジェクト規模に応じた柔軟な選択が可能です。

また、AAV4、AAV6などの低収量血清型についても、条件に応じた作製対応が可能です。研究初期の小スケール作製から、動物試験や前臨床評価に必要な比較的大量のAAV調製まで、開発段階に合わせたサービス設計が可能です。

充実した品質管理・分析評価体制

PackGeneは、AAVに特化した包括的な品質管理体制を整備しています。AAVベクターの同一性、純度、力価、内容物、感染性、不純物などを評価する各種分析サービスを提供し、研究用から前臨床、さらにはGMP製造へ進むプロジェクトまでサポートします。

主な標準QCおよび追加可能な分析項目は以下の通りです。

  • GOI配列確認
  • 制限酵素消化によるプラスミド確認
  • qPCRによるAAVゲノムコピー数測定
  • SDS-PAGE/Coomassie Blue染色による純度分析
  • LAL法によるエンドトキシン試験
  • ddPCRによる高精度定量
  • TEMによる粒子形態観察
  • AUCによる空カプシド・完全粒子分析
  • TCID50による感染価評価
  • ELISAによるカプシド力価測定
  • マイコプラズマ試験
  • 無菌試験
  • 残留プラスミド試験

これらの分析により、PackGeneはAAVロットの信頼性を高め、安定した研究データ取得を支援します。

専門チームによる技術サポート

PackGeneでは、AAVベクターに精通した博士レベルの専門家チームが、コンストラクト設計、血清型選定、発現カセット最適化、パッケージング戦略、トラブルシューティングまで幅広くサポートします。

これまでに世界中で多数のプロジェクトを支援してきた経験を活かし、研究目的や実験系に応じた実践的な提案が可能です。初めてAAVを利用する研究者から、IND申請を見据えた開発企業まで、各段階に応じた技術相談に対応します。

GMP製造へのスムーズな移行

PackGeneの強みは、CROとしての研究用AAV作製だけにとどまりません。研究段階で得られた知見をもとに、将来的なGMP製造やスケールアップへつなげられる点も大きな特長です。

AAV CROサービスで構築したベクター設計、製造条件、QCデータを活用し、前臨床開発、IND申請支援、GMPグレードAAV製造へとシームレスに展開できます。これにより、研究段階から臨床開発段階への移行を効率化し、開発リスクの低減に貢献します。

まとめ

PackGeneは、AAVベクターのパッケージング、血清型選択、品質管理、分析評価、技術サポート、GMP製造への移行までを一貫して支援するAAV CROサービスを提供しています。

最短12日という迅速な納期、高純度・低エンドトキシン・低空カプシド率のAAVベクター、70種類以上の血清型対応、包括的なQC体制、専門家によるサポートを通じて、PackGeneは遺伝子治療研究および前臨床開発を強力に支援します。

研究用AAVの作製から将来的な臨床開発を見据えたプロジェクトまで、PackGeneは信頼できるAAV CROパートナーとして、研究開発の加速と成功に貢献します。

PackGeneについて

PackGene Biotech is a world-leading CRO and CDMO, excelling in AAV vectors, mRNA, plasmid DNA, and lentiviral vector solutions. Our comprehensive offerings span from vector design and construction to AAV, lentivirus, and mRNA services. With a sharp focus on early-stage drug discovery, preclinical development, and cell and gene therapy trials, we deliver cost-effective, dependable, and scalable production solutions. Leveraging our groundbreaking π-alpha 293 AAV high-yield platform, we amplify AAV production by up to 10-fold, yielding up to 1e+17vg per batch to meet diverse commercial and clinical project needs. Moreover, our tailored mRNA and LNP products and services cater to every stage of drug and vaccine development, from research to GMP production, providing a seamless, end-to-end solution.

ダウンロード