π-Alpha™ 293 AAV 高収量生産プラットフォーム

  • PackGeneの独自技術であるπ-Alpha 293 AAV高収量プラットフォームは、アデノ随伴ウイルス(AAV)の生産および品質において大きな進歩をもたらしています。本プラットフォームは、最適化されたPCS3.0サスペンション細胞株と独自に設計されたRCプラスミドを三重プラスミドトランスフェクションシステムに組み込み、様々なセロタイプにおいてAAV生産量を3倍から8倍に増加させます。この基盤となる改良に加え、上流および下流工程全体にわたる厳格なQbD(品質設計)による最適化を行うことで、最終的に最大10倍の総合収量改善を実現しています。本プラットフォームは、単一バッチあたり最大1E+17 vgの生産量を安定的に供給し、臨床および商業規模のAAV生産ニーズに応えています。

主な利点

  • 生産性とスケーラビリティの向上

    独自技術により、HEK293無血清懸濁細胞系においてAAV収量が10倍以上向上します。
  • 高純度

    精緻化されたプロセス開発により、宿主細胞DNA(HCD)やエンドトキシンを含む主要な不純物が大幅に低減されます。
  • 安全性と生物活性の向上

    革新的な技術革新により、空カプシドを最小限に抑え、感染力価を最大化します。

パフォーマンス

  • 生産性とスケーラビリティの向上

    PCS3.0 浮遊細胞株は、独自に操作された RC プラスミドと組み合わせることで、AAV 生産効率を高めます。この最適化されたシステムにより、より大きなスケーラビリティが可能になり、大規模な商業生産が可能となります。

    PackGene’s proprietary RC plasmid significantly increases AAV production yield

    PackGene 独自の RC プラスミドにより AAV 生産収量が大幅に増加する

     

    PCS3.0 cell line performance in ssAAV9 AAV production

    PCS3.0 細胞株による scAAV9 生産におけるパフォーマンス

     

    π-Alpha 293 AAV high-yield platform achieves scalable production

    π‐Alpha 293 AAV 高収量プラットフォームによりスケーラブルな生産が実現する

  • 優れた純度

  • 安全性と生物学的活性の向上

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